2017年12月15日金曜日

投資と筋トレ GE提督の自己愛が暴走する





土曜日はジムへ行く、いまから明日が楽しみで興奮している。


最近、提督は首を重点的に鍛えている。

ダンベルシュラッグと、ネックフレクションをやり込むんだ。


首を太くしなければならない合理的な理由などない。

だが、提督の内なる衝動が首を太くしようと試みる。


完全に不合理だ。




考えてみれば、株式投資を行うこと、これも結構やばい行為だと思う。


みんな、とにかく普通でない富を目指して、株式市場に札束を握りしめて集まってくるし、これは例外がない。

何といおうと、投資をする人間は、平均的な人間よりも強欲だ。


最初は何となく金が欲しいといった動機で始めるのかもしれないが、いつしか投資は手段ではなく目的になる。


ボディビルダーが極限まで筋肉を肥大させようと試みるのと同じように、自分のポートフォリオを不合理なまでに巨大化させようとする欲望に捕まるのだ。


人生を投資に捧げる人もいる。

だが、一体何のために?

狂気といえるまでに、他のすべてを犠牲にして投資に入れ込む…。


投資もボディビルも、他人から見れば不合理な行為であって、キモいといわれるのはある意味、当然だ。

自己愛の暴走かもしれない。


トレーニングと栄養、あるいは入金と投資…。


四六時中、そんなことばかり考えていて、他のことは上の空だ。


さらにエスカレートすると、ステロイドやレバレッジに手を染める可能性もある。

そうなると、危険水域だ。


『果てなき渇望 ボディビルに憑りつかれた人々』という本がある。

読むと怖くなるが、自分自身のキャピタルビルディングに向かう感覚を省みると、他人事ではない。


投資と筋トレは、それほどの快感をもたらす、依存性の高い麻薬でもある。


株価の暴落を耐えきるためのワークアウト
投資家のたしなみ 筋トレとミロで、GE下落の衝撃に備える
私はなぜ、米国株ブログを書くのか


『果てなき渇望 ボディビルに憑かれた人々』 増田晶文 著





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