高配当株に投資をして、散々な目に遭ってきた。
ゼネラルエレクトリック(GE)とクラフトハインツ(KHC)は減配を実行、保有株の多くが暴落し、投下した資金が半分近く減った株もある。
ブログにおいてアナル破壊のリアルタイム生体実験を公開してきたが、そこから何らかの教訓を汲み取る者はなく、ただ憐れみと嘲笑を呼び起こしただけであった。
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何度も高配当株に煮え湯を飲まされ、クソの海に叩き落されて呻いていたが、ある日、雲の切れ間から光が差し込んできた。
「坊や、坊や、なぜ高配当株を買うのか?」という声が聞こえ、私はもんどり打って倒れ込み、その場でさめざめと泣いたのである。
両目から、コンタクトレンズが鱗のように落ちた。
もう、グロース株しかない…、その時、コペルニクス的な認識の転換が起きたのだった。
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そして、私は「GE坊や新10種」を選定した。
クソ株集めで得た圧倒的な爆損の反省と分析をもとに選び抜かれた至高の銘柄は、以下の通りである。
ビザ(V)
マスターカード(MA)
マイクロソフト(MSFT)
アマゾンドットコム(AMZN)
アルファベット(GOOG)
アリババ(BABA)
マクドナルド(MCD)
スターバックス(SBUX)
ユナイテッドヘルス(UNH)
ナイキ(NKE)
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歴史と伝統、信頼と実績、すべてにおいてナンバーワン級の、まさに米国を代表する銘柄群である。
過去の実績は将来を保証しないのは当然だが、これらは長期的に右肩上がりで上昇してきた米国株式市場の中核をなす銘柄であり、これからも力強く成長する可能性が高い。
平均への回帰やクソ株の回復に賭けるという行為がどれほど不毛かという、深刻な反省に基づいた銘柄選択である。
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Twitterで新10種を先行公開したところ、一部の投資家がパニックに陥る事態となっている。
「GE坊やが目を付けたから暴落不可避WWW」、「逃げてー!」、「お願いですからVだけは買わないでください」など、まるで病原菌のような扱いだ。
バカ言ってんじゃねえよ!
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言っておくが、GE坊や新10種はデスノートではないし、リセッションフラグでもない。