その昔、となりの投資家まつうらじゅんというブロガーがいて、「金を稼ぐなんて簡単だ。成長企業に集中投資する。これだけでいいんだから。」と語っていたという。
かくして彼はアダストリアホールディングス(2685)に集中投資をし、ハーメルンの笛吹男の如く、読者のよいこたちに向かって熱く説法を行い、その正当性を煽りまくっていたのである。
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多くの投資家がまつうらじゅんの語る言葉に酔いしれ、膨大な数の信者が生まれた。
だが、アダストリアは暴落し、彼らはとんでもない爆損の世界に叩き落される。
阿鼻叫喚の地獄のなかで信者たちは暴徒と化し、コメント欄は凄愴たる修羅の世界を示現、その結果、ブログは閉鎖された。
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上記のまつうらじゅんが、バフェット太郎の前世だと言われている。
日本株で爆死したまつうらじゅんが米国株に転生し、バフェット太郎として生まれ変わって、「米国株投資なんてスタバでフラペチーノを飲むぐらい簡単だ」と語っているらしい。
そしてまた、投資を始めたばかりのよいこたちが米国株村のハーメルンの笛吹男に連れられて、高配当株投資という餓鬼道に誘われてゆくのだ。
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魂は連綿と続いている。
死は終わりではなく、新たな生の始まりに過ぎず、炎上香具師はあたかも活仏のように転生して衆生を怪しげな方向へと導いてゆくのである。
その業(カルマ)の尽きることなし。
合掌