2018年2月6日火曜日

株価暴落で狼狽売りをするメカニズム





昨晩のアメリカ市場に続いて、日経平均株価も大幅に下げている。


だが、狼狽している人は、あまりおらず、皆いたって平静だ。

それも当然で、ほとんどの投資家は、これまでの強烈な上場相場において大きな含み益を抱えており、ここ数日の下落を受けても、数%の含み益が失われただけだからだ。


私は違う。

2017年3月にゼネラルエレクトリック(GE)に投資して以来、株価は一直線に下げ、昨晩、遂にその含み損が50%に達している。

君たちとは、立っているステージが全く違うのだ。




とはいえ、私もいたって平静だ。


なぜなら、長引く株価下落に対する生理的な防衛機制により、既に心がその働きを停止しているからだ。

含み損が30%を超えた頃は、心が非常にしんどかった。

だが、株価が半減したGEを抱えるいま、私の心は無である。


これは、やばい兆候でもある。

ひとえに狼狽売り、過剰反応などというが、投げ売りにおいて、焦りながら売ることはあまりない。


実際には、長期にわたる下落に晒され、耐えに耐えた結果、心境に変化が訪れる。

心が完全に悟り切ったような状態になり、そのなかで自動的に売却ボタンが押され、事後的に自分が株を売ったことを自覚する。

そして、何事もなかったかのように、日常生活に戻ってゆく…。


無意識の自動行動として、保有株を売却することになるのだ。


脳が完全に破壊される前に、その原因から自らを解き放つべく実行される、精妙な心の機能である。




ゆえに、私の心がいま、無になっているというのは、非常に危険な状態なのだ。


ある朝起きてみると、まったく自覚のないままGEを売却していたということが起きそうで、私はそれを恐れている。


GEを保有し続けるということ…。

それは、人間の意志力を超えた恩寵がなければ成し遂げられない、奇跡なのかもしれない。


損切りできない心理状態
GEを損切りすべきか
GEの含み損が30%を突破


2 件のコメント:

  1. いやほんとチャート見ると何ら躊躇することなく、一心不乱に落下してますね。リーマンショックみたいです

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  2. こんにちは。再度の1位奪還おめでとうございます。
    世間が冷静なのは、足下の景気がしっかりしているからでしょう。ただ、ホルダーとしては含み損を抱えると心中穏やかじゃないですよね。

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