2018年3月9日金曜日

エクソンモービルという究極に退屈な株





「私のたった一つの楽しみをご存知ですか?それは配当が配達されてくるのを見ることです。」


そう語ったのは、かのジョン・D・ロックフェラーだが、そろそろ私の口座にも、エクソンモービル(XOM)からの配当金が届けられる時期になった。


いうまでもなく、XOMは、ジョン・ロックフェラーが1870年に設立したスタンダードオイルを起源に持つ、総合エネルギー企業である。

私は、セブンシスターズやスーパーメジャーという単語を聞くと、激しく興奮する人間だ。




目を剥いて、地球儀を回転させ始める。


考古学者になりたいと思いながら中東辺りをぶらついていたこともあるが、発掘品を私物化することはできないのだと悟り、やめた過去を持つ。

金銀財宝をかき集め、イヴァンカ・トランプ級のギャルと冒険するのが考古学者だと思っていたが、それは誤解だと教授に言われて愕然とした。


かくして私は株式市場のコガネムシとなり、蜃気楼のように現れては消えるイヴァンカ級のギャルの幻を追い求めている。


そんな私に与えられたのが、ゼネラルエレクトリック(GE)の暴落による、徹底的なお仕置きだった…。




誰もが株価上昇の熱狂に酔いしれた2017年…。


だが、今年に入り、株式市場は下落し、私の保有株も続々と売られている。

そのなかでも、XOMの下げは大きい。


私のポートフォリオの36%はエネルギーセクターから構成されており、極端な集中投資となっている。

2016~2017年にかけての原油価格低迷期に購入したものだ。




原油価格は60ドルを回復しているにもかかわらず、XOMは反応が鈍い。


10年チャートを見ても全く株価は上昇しておらず、良くも悪くもアホのように安定的な推移をしている。

バリュエーションは今になって、ようやく安そうにも見えてきたが、配当利回りは4%で、そこまで高くはない。


退屈といえば、これ以上退屈な株もない。




米国株投資の鉄板銘柄だが、なぜ多くの投資家がXOMを保有しているのか。


その理由は、ジェレミー・シーゲル教授の『株式投資の未来』にある。

IBMとのトータルリターンを比較した、成長の罠のエピソードが強烈に印象に残っており、長期保有で爆益になる幻想を掻き立てるからだろう。


あれは過去、そうであっただけで、これからのXOMへの投資がうまくいくのかどうか、私には分からない。




恐ろしいことに、2016年にロックフェラー家がXOMの株式を売却し、その直後に私が購入したという事実がある。


創業家一族は、化石燃料の未来に見切りをつけているようだ。


私は、時代の転換点において、総てを知り尽くした老練な投資家からババを押し付けられたのではないかと思うことがある。

ダボハゼ大衆投資家の一人として、自ら保有を望んだのだが、これは、とんでもない結末への入り口ではないのか…。


20世紀は石油の世紀といわれたが、もはやその時代も遠い過去だ。


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4 件のコメント:

  1. おいらは数年前に、XOM と CVX からは引き上げた。アラムコの件が有るからね。

    御存知のように、XOM の前身はスタンダードオイル・ニュージャージーだ。CVX の前身はスタンダードオイル・カリフォルニアだ。アラムコって言うとアラブの田舎の石油会社っていうイメージがあるかも知れないが、そうじゃ無い。スタンダードオイルがサウジアラビアと組んで作り上げた会社だ。内部は今でもロックフェラーの血脈が流れている、がちがちのアメリカ東部エスタブリッシュメントな会社なんだ。

    今でこそ、サウジアラビアの国営会社だけれどさ。その内部はメジャー以上にメジャーらしい会社なんだぜ。まあ、サウジアラビアって国自体も、英米の石油メジャーが作った国だけどね。

    アラムコが出来る時、左翼のフランクリン・ルーズベルト大統領は、手下のイッキス国務長官と組んでアラムコをアメリカの完全国有会社にしようと企んでいたんだ。その時に断固反対したのが、ジョンソン上院議員だ。結局ルーズベルトが突然死して、アラムコの国有化は実現しなかった。

    その件でジョンソン上院議員は、アメリカのエスタブリッシュメントに名前を売った。他には大した実績も無かったのに後に副大統領になれたのは、そのおかげさ。そしてケネディ大統領が暗殺されたことによって、アメリカの第36代大統領に就任する。ケネディが暗殺された時、一緒にオープンカーに乗っていたんだぜ。犯人はオズワルドって事になってるけど、ジャックリーン夫人はずっとジョンソンが真犯人だって主張していた。

    そしてケネディが撤退しようとしていたベトナム戦争に、大々的にのめり込んでいったんだ。アメリカ国民は大喜びさ。あの頃はまだ、あんなどろ沼になって、あんな悲惨な結末になろうとは、誰も思っていなかったんだろうね。

    そのアラムコが今年 IPO する。まだどこの取引所に上場するかは決まってないようだけど。での何か怖いだろ。おいらみたいなゴミクズじゃ、とても太刀打ちできないよ。

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  2. チャート見てみたら、2月1日から超絶下りジェットコースターなんですね、XOM。退屈どころか、かなりの絶叫マシンですねぇ。

    しかし、難しい話は分かりませんが、坊やさんの話やのり君さんのおっしゃる話は確かにどこか胸ときめくというか、人類の油を巡る悠久の歴史が詰まっている感じがして、ロマンを感じますね。

    石油自体が地球の歴史の集積とも言えますしね。


    遠い未来は分かりませんが、我々の存命中はさすがに石油が主力燃料であり続ける気がするのが正直なところですが、この先どうなっていくのか本当に楽しみです。
    近視眼的にはやはり、XOMの復活をお祈りしております。

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  3. EDという、エジソンが設立した株式は、どうだろうか?
    一応、ニューヨーク州の、一枚岩で出来たマンハッタン島を中心にした
    電力会社
    米国配当増配指数の公共部門で、唯一選ばれている

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  4. ドバイのコジキは、月収800万円らしい
    ドバイには、富がうなっている

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