1銘柄への極限集中投資は、伝説の相場師K氏が率いた「ソニックトレード団」伝統の技法である。
その心理的重圧は凄まじく、GE坊やも約3年の保有で著しく消耗した。
最初はポートフォリオの40%から始まった自称ダンドー。実質は21世紀のインパール作戦であった。号泣ナンピンを繰り返すことで株数を増し、最終的には80%を超える集中度となっていたのである。
長きにわたる巨額の含み損に呻き、悶え、苦しんだ日々であった。
ともあれ、2022年になって、ようやく春が訪れた。
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ここから株価が更なる高みを目指すのか、はたまた、その故郷へ帰ってゆくのかは分からぬが、各方面から「タバコ株最高っす!」との声が聞こえてくるようになった。
もはやGE坊やの戦いも終わったと感じ、BTIへの極限的な集中状態を解消した次第である。