そんな生活を送ってきた。
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「英雄色を好む」という言葉の通り、かつて、ソニックトレード団のKさんは40代後半にして1日に4回しこっていたという。
珍宝鍛えるべし。
しこらねば弱くなる、継続は力なりという思想の下、GE坊やも高重量スクワットをやり込んで下半身を鍛えつつ、しこり倒してきたのだ。
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そんな折、メンズコーチがオナ禁を推奨しているという衝撃の事実を知った。
天動説から地動説へ…。
コペルニクス的転回というべき、根源的な価値観の転倒ではないか。
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そもそも、そんなことが人間に可能なのだろうか。
たった1日しこらなかっただけで、街行けば珍宝が爆発寸前となり、脳が爆発寸前となり、公衆トイレに駆け込んでしこり倒す事態に発展するのが普通である。
それをさらに2日、3日、1週間、あるいは1ヵ月と継続することが、本当にできるのか…。
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さて、人生とは何であろう。
それは、挑戦の連続ではなかったか。
遥かなる高みを目指して困難を克服していくこと、それこそが人間を人間たらしめ、リアルな生の感覚をもたらすのである。
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ゆえに、GE坊やは人間世界の究極の挑戦と呼ばれる「オナ禁」を開始することにした。
果てしない試行錯誤と爆損と絶望の果てにたどり着いた、GE坊やの株式投資の最終局面と言っていいだろう。
オナ禁とともに、爆益の彼方へ至らんことを。