爆上げした米国市場を見て米国株投資に参入してきた新兵の諸君は希望と野心に燃え、TECLなどの儲かる銘柄をガンガンに追っていることだろう。
これに対し、傷だらけのおじさんたちは死んだ魚のような目をして「ハイテクは暴落します」と呟いている。
かくいう私も、人間世界の悲惨を示現したといわれるソニックを体験し、ベトナム戦争帰りのランボーの如き精神的トラウマを抱いて株式市場に参加している一人である。
…
生死の境を彷徨うアナルの破壊、そして、長きに渡るメディテーションの果てに、私は以下のような境地(The Dao of GE boy)に到達した。
投資で損をしたい
儲けたくない
株で儲けるのは嫌いだ
損をしたい
儲けるなんてまっぴらだ
GE坊やは
おカネを儲けることを嫌い
損をすることを望む
…
株価が下がることは喜びであり、上ることは恐怖である。
私にとって、GEの暴落が至高の喜びであったように、みなさんにとって、これから訪れるであろう「ハイテクの暴落」が、無上の喜びとなりますように。
合掌
1 件のコメント:
何気に「すわっ、暴落か?!」と思える動きが来てましたね。結局現地時間午前11時からの急落後、落ち続けることはなく、何とか持ち直しているように見えるあたり、米国市場の底力というやつでしょうか・・・。
こんなちょいヤバな風も吹きつつある中でのこの日の個人的注目銘柄は、やはりSTMPですかねぇ。
ちょうど一年前に、この道を・・・じゃなくて-58%ものナイアガラ的崩壊があり(株価が大きいと、やはり壮観です。200ドル超が1日で2桁ドルですからね)、その2-3ヵ月後更にまた-57%とか下落して、「あぁ、企業ってこういうふうに死んでいくんだ・・・」とか思ってましたが、本日+66%、2桁ドルから一気に158ドルですか。
これは天晴れですね。
52週最安値32.54ドルから、本日最高159.70ドル、実に+390%の復活劇、お見事でした。
諦めずに頑張ることの素晴らしさを、STMPは私たちにその身をズタボロに傷つけながらも、精一杯示してくれたのかもしれませんね。
・・まぁ、暴落以前のホルダーの人とかからしたら・・・
「何が頑張ることの素晴らしさだ、最高、いくらだぁ?」
「いや、上場来最高値、285.75ドルでございます」
「差は?」
「えっと残り126でございます」
「全く駄目じゃん」
「いや、申し訳ございません」
「全く」
「いや、申し訳ございません」
「なー?」
「いや、あの本当、申し訳ございません」
「株価いくら今ぁ?」
「えー株価158でございます」
「えぇー?」
「158で……」
「含み損はぁ?」
「127……」
「全然足りねえじゃん!?」
「いや申し訳ございません!!」
「全然足りねえじゃん!?」
「いや申し訳ございません!!」
「全然足りねえじゃん!?」
「いや…(判別不能)……合わせます!」
「全 然 足 り ね え じ ゃ ん ! ?」
・・・って感じかもしれませんね。
暴落は、実際に食らってみないと食らった本人にしか気持ちというのは分からないもので、GE他の暴落を食らったわけではない私が茶々入れるのも何か間違っている気もするのですが、やっぱり、取引は、勝ってなんぼでしょう。
The Dao of GE boyはネタの一環かと思われますが、上記の本部長のようになれとまでは言いませんが、やはり、勝った時上がった時の喜びこそが、生きた人間の血となり肉となるものに他なりません。
こう見えて私も暴落どころかChapter 11・倒産企業を数多この手に収めてきたカス中のカスですので、直撃を食らってしまうとネタにでも走らんとやっとれんわこりゃとゾンビ化してしまうのも分からないでもないのですが、ゾンビ化しても、やっぱり、上がると嬉しいんですよね。
「これが…含み益……あったけぇ…最後の最後…あったけぇ…」と、何度死んでも息を吹き返してくれる温かみみたいなものが、株価上昇には包含されているように思います(ちょっと言いすぎですが)。
話をどこに持ってきたいのか自分でもよく分かんなくなってきましたが、「口ではそう言っていてもこっちの方は正直じゃねぇか」と、株価アップで坊やさんもニッコリ、つられてみんなもニッコリ・・・みたいになることを、やはり私は草葉の陰から祈っております。
・・とかいってたまにこっそりショート仕掛けてるんですけどね。でも基本やっぱりロングが勝つということは嫌というほど経験してきたので、基本的に市場が伸びてく方に賭けていますし、トラブルなく上に飛んでいくことを祈念しとります。
坊やさん銘柄に幸あらんことを・・・
コメントを投稿