2020年11月25日水曜日

GE坊やの新投資戦略




史上初めて、ダウ平均株価が3万ドルを突破した。


大統領選の結果が出る前から「米国株は爆上げします」と予告してきたが、まさに見立て通り、米国株式市場は爆上げに次ぐ爆上げを示現している。

このような展開はGE坊やの目に、非常にクリアに見えていたので驚きはない。


誰でもわかる。

これから米国株式市場は史上空前のバブル相場に突入する。


すべてを完全に読み切った時、GE坊やを襲ったのはむしろ寂寥感であった。

株価の変動に一喜一憂し喚き散らしていたホットな時代を思い出し、ほのかなノスタルジーを感じることもあるが、もう後戻りすることはできない。


私は、ひとつ高いステージに進んでしまったのである。


投資ブログやTwitterも見ずに、ただカニエ・ウェストを聴き込んでいた。

ネット上でインフレーションする所謂「投資情報」なるものはすべてノイズであり、まったく見る必要がない。


また、もはやいかなる「投資戦略」も必要ない。

無頓着、あるいは自由自在。


ただ株式を保有して呼吸しているだけで勝手に資産が増えていく、そんな世界に私は生きている。


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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

現世の心配は無くなったようですが、
果たして来世の準備は出来ているのでしょうか?
積み立てるのは現金だけで満足してませんか?

正しい株に投資する事で、もっと世の中に貢献できる。
それを知って欲しいです。

BIBL - Inspire 100 ETF

あなたの十種は、果たしてこの中にどの程度入っているのでしょうか?
なんとトップ10には0個です。
わかりますか?
あなたの来世は悲惨なものになるかもしれません。
来世への投資を、今すぐはじめることをお勧めします。

geunion さんのコメント...

BIBLというのは聞いたことがなかったんですが、面白いですね。

「聖書」「聖典」という名前の時点で「おいおい大きく出たな・・・こんなもん、バイブルという名を冠しといて下手こいちゃったら、全国23億人の信者が黙っちゃいないよ?戦争か?」とか思えて何か面白かったんですけど、それだけ「投資の聖杯になる自信がある」ということなのかもしれませんね。

公式サイトで全100構成銘柄も公開されていますが、見てみたら、まさかのGOOG、AAPL、FB、AMZN、MSFT、TSLAの保有・・・一切なし!という衝撃的な感じでした。

TOP10はNVDA、COST、HON、UNP、NEE、LOW、AMT、CAT、ZTS、CSXのようですが、もちろん全然悪くはないしむしろかなり良い選択な気はしますけど、『バイブル』とまで言われると、「うーん、これは偽典・・・投資界のカニエ・イースト!」という気もしちゃうのが正直な所かもしれませんね。


・・・が、頑なに超巨大企業を選ばないのには流石に何か理由があるんだろうと思ったら、これはパフォーマンスを重視しているのではなく、今流行りのESG(環境・社会・ガバナンス(企業統治))の基準に応じてスコア付け(=インスパイア・インパクト・スコア)された企業が選ばれている、という感じだったようです。

それならば、世のため人のためになる企業100選ということで、バイブルという名を付けるのもむしろ理に適っており、何の不満もないといえるかもしれませんね。


でもまぁ個人的には、ESGを重視する企業が取り立てて大きな利益を生み出す企業ともあまり思えないので、自分が似たようなテーマ型ETFを買うなら、どちらかと言えばもっと勢い重視の、例えばFANG+指数なんかの方がインスパイア指数より好きかなぁ、って気がしちゃいます。

FANG+とインスパイア100で被っているのはNVDAだけですが、BIBLの直近1年は+22%、3月の底からは+74%であった一方、FANG+の3xETF、FNGUは、直近1年で+340%、3月の底からは+700%超と、やはり圧倒的ですね。


・・・といってもそれはただの個人の好みで、BIBLを否定しているわけでは決してありませんし、むしろ圧倒的に長い時間で見れば、ESGを重視した優良企業の方が安定して伸びていく可能性も大いにあると思います。

聖なる視点で世の中の永続的な発展も願いたい場合、BIBLはまさにうってつけの投資対象といえるのかもしれません。


とりあえず米国はサンクスギビング真っ只中で、もうこっからは年末商戦突入という感じのようですね。

大統領職の移行もスムーズに行くのか分かりませんが、坊やさんが保有されている銘柄を筆頭に、この先も好調な米国市場が続くことを願いたい限りです。