米国株式市場は堅調に推移しているが、米国株ブログはというと、完全に業者の独壇場となり、いわゆる個人投資家のブログはすっかり下火になった。
史上最大の米国株バブル相場。
その熱気のなか、アフィリエイトなどで数億円を稼いだ情報商材屋も多いという。
GE坊やもブログを書いていたが、累計収益は10万円程度であり、また、書けば書くほど誹謗中傷が集まるので、すっかりやる気を失くしてしまった。
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様々なブログが消えた。
なかでも衝撃的だったのは、つみたて次郎の消失であろう。
かつて、大御所と呼ばれた男である。
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最盛期には、とんでもないブログ収益があったといわれる。
メディアに登場し、書籍まで出版するという、まさに米国株投資ブームの寵児であった。
しかし、諸行無常、諸法無我…。
次郎のマネーマシーンと謳われ暴利を貪ったブログ『つみたて次郎の貧乏投資日記』は、何者かに乗っ取られたという。
さらに次郎は、欲豚となって、ロシアのウクライナ侵攻で暴落した iシェアーズMSCIロシアETF(ERUS)に特攻し、爆損をぶっこいたとも伝えられている。
そして次郎は消えた。
Twitterには次郎を求めて泣き叫ぶ霧末の絶叫が響き渡っている。しかし、返事はないようだ。
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つみたて次郎が大御所と呼ばれたのには理由がある。
超一流ブロガーの共通点…、それは、数々の、歴史に残るパンチラインを生み出してきたことだ。
最もGE坊やの印象に残っている大御所(旧名シーゲル次郎)のライム、それは以下のものだ。
「もしシーゲル次郎が、全財産で株を1銘柄だけ買えと言われたら、このスリーエムかジョンソン・エンド・ジョンソンのうち割安なほうを選びます。(どんな時でもバリュエーションは大事)」
つみたて次郎の貧乏投資日記 2017年8月23日記事より抜粋
この記事が書かれた当時のスリーエム(MMM)の株価はおよそ200ドル。現在は107.80ドルである!
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大御所の遺言であろうか。あのつみたて次郎先生のお墨付き特選銘柄であるMMMが、耳栓訴訟によってクソ株化し、いまなら半額で買える…。
その事実を知った時、GE坊やは感激に打ち震えた。
かくしてGE坊やは、遂にMMMホルダーとなったのである。
以上!
つみたて次郎といえばこの曲
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