2024年5月30日木曜日

株を離れる




新NISA地獄廻り。


世の中は、カネ、カネ、カネ、カネ…。

令和の日本では、ただひとつの思想が善とされている。すなわち、とにかく証券口座にカネをぶち込んで、株を買って買って買いまくるべし。特攻だ。一億総株主火の玉だ。


さて、一体、何のために人は株式投資をするのだろう。



スラム暮らし。

築50年のボロ物件に住まう。


立って半畳寝て一畳。


...

麦飯を食らいサツマイモを食らい、あとは味噌汁と漬物ぐらい。

服や靴はセカンドストリートで最低限のものを漁る。


タワマンを出て、ロレックスを売却し、残っているのは G-SHOCK のみ。

サンダル履きで、この世界の底を徘徊する。


酒、美食、葉巻、女(イヴァンカトランプ級のギャル)、高級時計、高級車…、そんなものが本当に必要か?



投資を始めた当初は爆益を得て酒池肉林のハーレムを建設することしか考えていなかった。

だが、時が経ち、いまや、しこることすら断った。


ポルノのない世界で性欲が消えた。

街で超弩級にエロいギャルを見かけても、脳が爆発したり、珍古が暴発したりすることはなくなった。



ポルノを断つとともに、金利だとか、為替だとか、あるいは日々の保有株の値動きや評価損益が気にならなくなった。


自由自在の境地。


株が上がろうが、下がろうが、我関せず。

SNSや掲示板における、果てしない爆益報告や資産マウンティングにも、我関せず。



そんなことよりも、朝の清冽な空気を吸い込むこと、静かに雨の音を聞くこと、草原を裸足で駆けること、風に立ち向かい、夕暮れに向かって絶叫し拳を突き上げることなどに喜びを感じている。


先祖の墓に参り両手を合わせる。

巨樹を巡り、夜空を見上げ、星を数える。



カネなどたいして必要ない。

株を離れ、天涯にてメディテーションをぶっこく日々。


GE坊や、此処に到れり。


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2024年5月22日水曜日

ごきげんよう



ポルノを断って2週間が過ぎた。

以前はしこることばかり考えていたオナ猿だったが、今はもっぱら宇宙に思いを馳せている。


朝起きた瞬間から、下半身に、体中に、力が漲っているのを感じる。

寝ても覚めてもしこっていたGE坊やの無間地獄…、その根源的な原因であるポルノを断つことに遂に成功し、大いなる自信を得た。


...

だが、ポルノ動画よりも恐ろしいラスボスが残っている。


日々の株価の変動だ。

明滅する株価の上下動や評価損益を見つめて一喜一憂する時、人は Pornhub を視聴するよりも激しい興奮を覚える。


あるいは、アフィリエイターによって量産されるノイズの海、すなわち投資ブログ、投資YouTube、株式掲示板など…。

情報収集の名のもとにジャンクな情報を浴びるように摂取し、考えることはひたすら株、株、株、株のことばかり。


そんな、株式投資ポルノ脳のギャンブル依存症的な状況を克服していくことが必要だ。


バイ&フォーゲットという、投資の基本に立ち返りたい。


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2024年5月17日金曜日

10年目の、いまの時期は仕方ありません



ダウ、ナスダックがぶち上げ、円安祭りわっしょいわっしょい。そして新NISAの盛り上がり。世の中は、老いも若きも男も女も、投資というものに熱狂しているという。


でもよ、この狂乱の爆上げ相場のなかで死んでいるやつがいることにお気付きだろうか。

日本円と、日本の中小型株だ。


そしてGE坊やはいつものように、世間のお楽しみの蚊帳の外にいる。

音もなくひとり森林をそぞろ歩き。見切りの食パン、鯖缶、そしてシニガンスープの素を湯に溶かして夕餉となし、命を繋ぐ日々である。


いまの時期は仕方ありません…。

そうつぶやいて天を仰ぎ、なぜ神は我を見捨てたもうたのかと虚空に向かって激しく詰問する。だが、そこに広がっているのは神も仏もない世界。


街行けば新NISA、テレビをつければ新NISA、口を開けば新NISA。

新NISA!新NISA!新NISA!


…もうやめてくれ頭がおかしくなる。


花の命は短い。

ほんの少しだけ日本の小型株がいい感じの時期もあったが、すぐにいつもの面子、すなわち、米国インデックス、メガテック、半導体、仮想通貨に圧倒された。


そして、今回の決算シーズンでは、多くのGE坊や保有株が阿鼻叫喚の暴落を食らったのである。

金属は折れ、化学は灼け、機械は壊れ、建設は倒れた。


いまの時期は仕方ありません。

そう言い続けて十有余年…。


その間に、人は確実に年を取る。

珍毛に白髪が生じたるのを見るにつけ、年年歳歳花相似歳歳年年人不同ということを感じて涙が流れる。


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2024年5月13日月曜日

生と死のはざまで



オナ禁…。

それはあまりにも険しい道であった。


街行けば珍宝が原子炉のごとく発熱する。

ちらりと牧野真莉愛の写真を見かけただけで、おのれのなかの野性が目覚め、どうしようもなくなって裸足で草原を駆け抜け、そして、沈む夕日に向かって拳を突き上げて叫んだ。


砂浜に崩れ落ち、砂をつかんで揉みしだき、唇を嚙み締めて震えながら、しこりたいという欲望と闘う。


【Day 5】


オナ禁5日目。


とうとう全身の神経が我慢の限界に達して脳が爆発し、気が付けば、GE坊やは永遠の無のなかで泣きながらボコボコにしこっていたのである。


射精した瞬間、ビッグバンが起こり、宇宙が始まった。


それはいい。


数学者にしてクオンツ投資家のジム・シモンズが死んだ。

チャーリー・マンガーも死んだ。


GE坊やが尊師と崇めた両氏は、巨額のカネを稼ぎ、使い切ることもなく飄然とあの世へ旅立ったのである。


生まれ生まれ生まれ生まれて生の始めに暗く

死に死に死に死んで死の終わりに冥し


人はなぜ生きるのであろうか。

その答えを探して、GE坊やは今日もしこってしこってしこり抜く。


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2024年5月7日火曜日

オナ禁という挑戦




為替相場の波乱が続いている。


1ドル160円を超える円安にしこり、介入で円高に振れてしこり、さらには新NISAのドル爆買いで再び円安になってしこる。

あるいは株価の変動に合わせて、しこって、しこって、しこり倒す。


そんな生活を送ってきた。


「英雄色を好む」という言葉の通り、かつて、ソニックトレード団のKさんは40代後半にして1日に4回しこっていたという。


珍宝鍛えるべし。

しこらねば弱くなる、継続は力なりという思想の下、GE坊やも高重量スクワットをやり込んで下半身を鍛えつつ、しこり倒してきたのだ。


そんな折、メンズコーチがオナ禁を推奨しているという衝撃の事実を知った。


天動説から地動説へ…。

コペルニクス的転回というべき、根源的な価値観の転倒ではないか。


...

そもそも、そんなことが人間に可能なのだろうか。


たった1日しこらなかっただけで、街行けば珍宝が爆発寸前となり、脳が爆発寸前となり、公衆トイレに駆け込んでしこり倒す事態に発展するのが普通である。

それをさらに2日、3日、1週間、あるいは1ヵ月と継続することが、本当にできるのか…。


さて、人生とは何であろう。


それは、挑戦の連続ではなかったか。

遥かなる高みを目指して困難を克服していくこと、それこそが人間を人間たらしめ、リアルな生の感覚をもたらすのである。


...

ゆえに、GE坊やは人間世界の究極の挑戦と呼ばれる「オナ禁」を開始することにした。


果てしない試行錯誤と爆損と絶望の果てにたどり着いた、GE坊やの株式投資の最終局面と言っていいだろう。

オナ禁とともに、爆益の彼方へ至らんことを。


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