2023年2月26日日曜日

大御所と呼ばれた男

画像は大阪市此花区出身の演歌歌手
徳永ゆうき先生



米国株式市場は堅調に推移しているが、米国株ブログはというと、完全に業者の独壇場となり、いわゆる個人投資家のブログはすっかり下火になった。


史上最大の米国株バブル相場。

その熱気のなか、アフィリエイトなどで数億円を稼いだ情報商材屋も多いという。


GE坊やもブログを書いていたが、累計収益は10万円程度であり、また、書けば書くほど誹謗中傷が集まるので、すっかりやる気を失くしてしまった。


様々なブログが消えた。


なかでも衝撃的だったのは、つみたて次郎の消失であろう。

かつて、大御所と呼ばれた男である。


最盛期には、とんでもないブログ収益があったといわれる。

メディアに登場し、書籍まで出版するという、まさに米国株投資ブームの寵児であった。


しかし、諸行無常、諸法無我…。


次郎のマネーマシーンと謳われ暴利を貪ったブログ『つみたて次郎の貧乏投資日記』は、何者かに乗っ取られたという。

さらに次郎は、欲豚となって、ロシアのウクライナ侵攻で暴落した iシェアーズMSCIロシアETF(ERUS)に特攻し、爆損をぶっこいたとも伝えられている。


そして次郎は消えた。

Twitterには次郎を求めて泣き叫ぶ霧末の絶叫が響き渡っている。しかし、返事はないようだ。


つみたて次郎が大御所と呼ばれたのには理由がある。

超一流ブロガーの共通点…、それは、数々の、歴史に残るパンチラインを生み出してきたことだ。


最もGE坊やの印象に残っている大御所(旧名シーゲル次郎)のライム、それは以下のものだ。


「もしシーゲル次郎が、全財産で株を1銘柄だけ買えと言われたら、このスリーエムかジョンソン・エンド・ジョンソンのうち割安なほうを選びます。(どんな時でもバリュエーションは大事)」

つみたて次郎の貧乏投資日記 2017年8月23日記事より抜粋


この記事が書かれた当時のスリーエム(MMM)の株価はおよそ200ドル。現在は107.80ドルである!


大御所の遺言であろうか。あのつみたて次郎先生のお墨付き特選銘柄であるMMMが、耳栓訴訟によってクソ株化し、いまなら半額で買える…。

その事実を知った時、GE坊やは感激に打ち震えた。


かくしてGE坊やは、遂にMMMホルダーとなったのである。


以上!


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つみたて次郎といえばこの曲



2022年12月31日土曜日

チューリップと林檎

『Wagon of Fools(愚か者の車)』ヘンドリック・ヘリッツ・ポット画 1637年

織機を放棄したハールレムの織物工らが車の後ろをついて歩いている。風に吹かれ、チューリップを派手に描いた旗がたなびく中、花の女神フローラは腕にチューリップの花を抱え、酔っ払い、両替商および二つの顔を持つ女神フォルトゥーナとともに、車に乗って海への墜落へと向かっている。


2022年が終わろうとしている。GE坊やが保有している、MO、尼崎および姫路の企業は、すべて含み益だ。新たなお友達も加わったので、いずれ紹介したい。

ともあれ、強烈な円安進行もあり、米国株投資家にとっては非常にいい1年だったのではないだろうか。


さて、来年は阿鼻叫喚の米国株大暴落が起きるという噂がある。

望むところだろう。


「すべての投資家がGE坊やになる」…。

諸行無常、諸法無我。それは必然であり、また、本ブログのテーマであった。


2023年は、クソみてえな米国株インフルエンサーや、踊り狂っていた猿たちが一掃される年になることを願う。


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2022年12月10日土曜日

幸福な生活について(序)



冬の海を見渡す崖の上に一人立ち尽くし、強風に向かって両手を広げ、その圧力を掌に感じながら「おっぱいを揉みたい!」と叫んだ。

その刹那、風が止み、GE坊やは嗚咽しながら地面に崩れ落ちたのである。


これまで、GE坊やは長きに渡りサツマイモで命を繋いできたのであるが、今年の相場に調子をこいてコストコのUSプライムビーフなどを爆食するようになってから、とみに胃を悪くした。


思えば、相場が悪い時ほど私の身体は壮健であった。

見知らぬ街を夕暮れに向かって果てしなく歩き、号泣しながら繁華街を疾走し、壁を殴り、木に駆け登り、両手を揉みしだいて足を踏み鳴らしながら絶叫していた日々…。


これら粗食と運動が、ホモサピエンスとしての根源的な力を高めていたのかも知れぬ。


翻って今年の相場は実に平穏であり、GE坊やの生活は安逸を極めたが、このような状況が続けば成人病一直線ではないか。


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2022年12月7日水曜日

茹で過ぎたマカロニ





私はロビンソン・クルーソーなのではないか…。そう思うことがある。


若き日のGE坊やは、鬱勃たるパトスというべきか、ある種の野心もしくは欲情に駆られ、株式投資という大航海に乗り出したのであった。

しかし、その後に起こったのは、嵐に次ぐ嵐、そして難破。ソニック号は転覆し、行方不明になったK船長。完全なるキャストアウェイ。


いまは嵐も過ぎ去り、目の前には穏やかな海が広がっている。だがここが絶海の孤島であるという事実に変わりはない。

そう、孤島なのだ。


始まりは、「爆益の彼方」を目指した、あの日にあった。

平凡な日常、穏やかな日々の暮らし、そういったものを打ち捨てて、イヴァンカ・トランプ級のギャルに囲まれたおっぱい帝国を目指したこと…。


だがしかし、爆益の彼方は遥かに遠い。仏法を求めてガンダーラに向かった玄奘三蔵の歩みの如き苦難の道のり、死屍累々の旅路である。

かつまた、唾を吐きかけ飛び出した故郷はさらに遠い。


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2022年11月26日土曜日

なぜ、何のために、投資をするのか





海に沈む夕日に向かって走り続けた。


投資を始めた頃のワクワクした気持ちはとうの昔に消え失せ、いまはただ終わりのない退屈だけが波間を漂っている。

米国株投資を初めて十有余年…。この間、何が変わった?目的は達せられたか?イヴァンカ・トランプ級のギャルをこの腕に抱いたか?



冬の寒さに震えながらサツマイモで飢えを凌いできた去年までの相場と違い、今年の投資パフォーマンスは良好だ。コストコのUSプライムビーフを食いまくり、あるいは生命維持装置「白くまくん」を手に入れたことにより、QOLは劇的に改善している。


だがしかし、投資を始めたそもそもの動機は、そのような小さな幸せを得ることではなかったはずだ。その目的とは、「爆益の彼方」という究極の高みに到達することであった。



ソニックトレード団のKさんによれば、ソニックの定義は「一瞬で莫大な富を手に入れること」であり、そのドリームを実現するほぼ唯一の道、それが株式投資だったのである。


生きながらにして仏になること、すなわち「即身成仏」。

投資を実践するなかでソニックに出会ったということは、ある種、密教への飛躍であったのかもしれぬ。



その道はいまだ困難を極めている。

揺らめく陽炎の向こう側に垣間見えるものの、すぐに消えてしまう蜃気楼。あるいは虹をつかむが如く。


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